【4/15(土)新会員歓迎土曜日会のご報告&5/13(土)オンライン土曜日会のご案内】 [活動報告]
GWまっただ中、皆さんどのような休暇をお過ごしですか。
行楽地へお出かけしたり、衣替え、お部屋の模様替えをしたりなど、日頃できなかったことを思い切りできる期間ですね。
幸い、コロナウイルスの流行は落ち着いているようですが、人出が多くなると、それだけ感染の可能性も高まります。
引き続き、感染対策には注意しつつ、楽しいGWの思い出を作りたいですね。
《新会員歓迎土曜日会のご報告》
4月15日(土)に、「新会員歓迎土曜日会」を開催しました。
初めての試みとして、対面とオンラインを組み合わせた、ハイブリッド形式で行いました。
参加者は13名。
新会員の方が1名、今年卒業なさり、入会を検討してくださっている非会員の保護者の方が2名ご参加くださいました。
学校側からは、荒井学園長がオンラインでのご参加、遊佐副校長、元3学年主任の髙橋先生が、対面でご参加くださいました。
まず、開会のご挨拶として、荒井学園長から「さくら国際東京校の開校18年目を迎え、桜の会にも一層協力をしていきたい」という、嬉しいお言葉をいただきました。
髙橋先生からは「3年間のコロナ禍を経て、直接会い集えることを、改めてとても貴重だと感じるようになった」というお話があり、参加者一同、大きくうなずきました。
さらに、遊佐副校長からは、「桜の会の会員と接するのは年に数回ではあるけれども、いつも一緒にいるような気持ちになる。常に学校のことを胸に留めてくれることに感謝している」と、ありがたいお話をいただきました。
先生方からのお話のあとは、いつものように一言ずつ、子どもの現在の状況も含めて、簡単に自己紹介を行いました。
今回は、「新会員歓迎」という趣旨をふまえ、この3月に卒業した方々・今年度からの新会員の方、3名からのお話をじっくり伺い、そのお話に沿って、それぞれ感じたこと、アドバイスできることなどを語るという形式で会を進めました。
まず、「子どもが大学でやっていけるのか不安でたまらない」というお悩みを伺いました。
先輩会員からは、「同じように不安だったが何とかなった」「意外と子どもはしっかりやっている」「最近の大学・専門学校は手厚く面倒を見てくれるので大丈夫」など、心強い体験談が寄せられました。
学園長からは、「自分が大学生のときは寮に入っていて、寮の仲間から助けてもらった。部活などに参加して仲間を増やせるといい」と、ご自身の経験をふまえたアドバイスをいただきました。
遊佐副校長は、「机に向かう勉強以外の時間でも、得るものがたくさんあるのが大学生活。親も子も、楽しいことに目を向けて、今の時間を思い切り楽しんで」と、笑顔でエールを送ってくださいました。
髙橋先生からは、「心配し過ぎず、ちょっと柱の陰から見守るくらいがちょうどいい。何かができても、できなくても、子どもにとっては必ず良い経験になる」と、温かな励ましの言葉をいただきました。
続いて、子どもが選んだ「好きなこと・好きな道」を、どのようにサポートしているかという話がありました。
できる限り、子どもの要望に応え、付き添って支えているという方。
親子で、よく一緒に映画を観に行き、コミュニケーションを図っているという方。
紆余曲折がありながらも、ようやくやりたいことを見つけたという方。
「子どもに見返りや成功を求めず、ただ応援したいからしているのだということを忘れないようにしたい」という、ある方のお話に、参加者一同、大きくうなずきました。
また、子どものコーヒー好きが昂じて、家族で焙煎コーヒー豆の店を立ち上げたという保護者から、開業までの経緯と、現在の状況を伺いました。
《PocoPocoコーヒーロースターズ》
https://www.pocopococoffee.com/
高校時代は、なかなか外に出られなかったそうですが、卒業後、少しずつ自分の興味を追いかけていく中で、子ども自身が「コーヒーを極めたい」という気持ちを固めていったそうです。
最近では、固定客もつき、海外からの注文もあるなど、順調に売上げを伸ばしていらっしゃるとのこと。
より美味しいコーヒーを多くの方に届けたいと、コーヒー豆の栽培にも取り組むなど、ますます張り切っているそうです。
学園長からは、家庭訪問を重ねたことなど、それぞれのご家族とのエピソードをお話いただき、「保護者の皆さんが、お子さんに寄り添う気持ちに胸が熱くなりました」というご感想をいただきました。
遊佐副校長からは、「子どもに寄り添うことは本当に大変。保護者自身の人生も大事にしながら応援を」というアドバイスをいただきました。
髙橋先生からは、「言葉や思いは、たとえハッキリ目に見えなくても、必ず子どもの心に届き、生き続けている。子どもを信じ、見守っていこう」というメッセージをいただきました。
最後に、「就職活動でのストレスからか、最近子どもが引きこもり気味で不安」というお悩みを伺いました。
先輩保護者の方々からは、同様に悩んでいるという共感の思いや、サポート機関についての情報のシェアなど、思い思いのアドバイスやご感想が寄せられました。
どのようにヤル気を持たせたらよいのか、声かけのタイミングに悩んでいると共感する方。
きょうだいに理解させるのが難しいというお悩みの声もありました。
その一方で、引きこもっているようでも、子どもはネットゲームなどを通じて友人と交流していること、趣味や好きなことに没頭している時間があり、楽しく過ごせているのならよいのでは、という話もありました。
また、これまで桜の会の講演会などで紹介された、様々なサポート機関・専門家に相談してみるとよいのではというアドバイスもありました。
《過去の講演会などで紹介された相談先》
公益社団法人 青少年健康センター 茗荷谷クラブ
https://myogadani-club.com/
NPO法人 ぴあサポートネットしぶや
https://peersupport.jp/
*今年1月21日にご講演いただいた、田中典子先生についてのお話も出ました。
田中先生の講演内容については、近日中にブログで報告しますので、もうしばらくお待ちください。
2時間近く、じっくりとそれぞれの思いを話した後、最後に先生方からメッセージをいただきました。
ご参加くださった皆さん、そして先生方、どうもありがとうございました!
《5/13(土)オンライン土曜日会のお知らせ》
通常は第1土曜日に開催している土曜日会ですが、今月5月は、13日(土)に開催いたします。
前回は対面とオンラインのハイブリッドでしたが、5/13(土)はオンラインで行います。
お子さん、ご家族のことでのお悩み、モヤモヤしていることなど、どんなことでも話して大丈夫です。
もちろん、楽しいこと、嬉しいことを分かち合いたいというお話でもOKです。
同じような経験をしている先輩保護者・仲間の保護者が、耳を傾けてくれます。
他の人の話を、ただ聞いていたいという方も、大歓迎です。
土曜日会で話された個人情報は、公開することは一切ありません。
誰からも否定されず、安心して気持ちを出せる場所、それが、桜の会の「土曜日会」です。
皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
行楽地へお出かけしたり、衣替え、お部屋の模様替えをしたりなど、日頃できなかったことを思い切りできる期間ですね。
幸い、コロナウイルスの流行は落ち着いているようですが、人出が多くなると、それだけ感染の可能性も高まります。
引き続き、感染対策には注意しつつ、楽しいGWの思い出を作りたいですね。
《新会員歓迎土曜日会のご報告》
4月15日(土)に、「新会員歓迎土曜日会」を開催しました。
初めての試みとして、対面とオンラインを組み合わせた、ハイブリッド形式で行いました。
参加者は13名。
新会員の方が1名、今年卒業なさり、入会を検討してくださっている非会員の保護者の方が2名ご参加くださいました。
学校側からは、荒井学園長がオンラインでのご参加、遊佐副校長、元3学年主任の髙橋先生が、対面でご参加くださいました。
まず、開会のご挨拶として、荒井学園長から「さくら国際東京校の開校18年目を迎え、桜の会にも一層協力をしていきたい」という、嬉しいお言葉をいただきました。
髙橋先生からは「3年間のコロナ禍を経て、直接会い集えることを、改めてとても貴重だと感じるようになった」というお話があり、参加者一同、大きくうなずきました。
さらに、遊佐副校長からは、「桜の会の会員と接するのは年に数回ではあるけれども、いつも一緒にいるような気持ちになる。常に学校のことを胸に留めてくれることに感謝している」と、ありがたいお話をいただきました。
先生方からのお話のあとは、いつものように一言ずつ、子どもの現在の状況も含めて、簡単に自己紹介を行いました。
今回は、「新会員歓迎」という趣旨をふまえ、この3月に卒業した方々・今年度からの新会員の方、3名からのお話をじっくり伺い、そのお話に沿って、それぞれ感じたこと、アドバイスできることなどを語るという形式で会を進めました。
まず、「子どもが大学でやっていけるのか不安でたまらない」というお悩みを伺いました。
先輩会員からは、「同じように不安だったが何とかなった」「意外と子どもはしっかりやっている」「最近の大学・専門学校は手厚く面倒を見てくれるので大丈夫」など、心強い体験談が寄せられました。
学園長からは、「自分が大学生のときは寮に入っていて、寮の仲間から助けてもらった。部活などに参加して仲間を増やせるといい」と、ご自身の経験をふまえたアドバイスをいただきました。
遊佐副校長は、「机に向かう勉強以外の時間でも、得るものがたくさんあるのが大学生活。親も子も、楽しいことに目を向けて、今の時間を思い切り楽しんで」と、笑顔でエールを送ってくださいました。
髙橋先生からは、「心配し過ぎず、ちょっと柱の陰から見守るくらいがちょうどいい。何かができても、できなくても、子どもにとっては必ず良い経験になる」と、温かな励ましの言葉をいただきました。
続いて、子どもが選んだ「好きなこと・好きな道」を、どのようにサポートしているかという話がありました。
できる限り、子どもの要望に応え、付き添って支えているという方。
親子で、よく一緒に映画を観に行き、コミュニケーションを図っているという方。
紆余曲折がありながらも、ようやくやりたいことを見つけたという方。
「子どもに見返りや成功を求めず、ただ応援したいからしているのだということを忘れないようにしたい」という、ある方のお話に、参加者一同、大きくうなずきました。
また、子どものコーヒー好きが昂じて、家族で焙煎コーヒー豆の店を立ち上げたという保護者から、開業までの経緯と、現在の状況を伺いました。
《PocoPocoコーヒーロースターズ》
https://www.pocopococoffee.com/
高校時代は、なかなか外に出られなかったそうですが、卒業後、少しずつ自分の興味を追いかけていく中で、子ども自身が「コーヒーを極めたい」という気持ちを固めていったそうです。
最近では、固定客もつき、海外からの注文もあるなど、順調に売上げを伸ばしていらっしゃるとのこと。
より美味しいコーヒーを多くの方に届けたいと、コーヒー豆の栽培にも取り組むなど、ますます張り切っているそうです。
学園長からは、家庭訪問を重ねたことなど、それぞれのご家族とのエピソードをお話いただき、「保護者の皆さんが、お子さんに寄り添う気持ちに胸が熱くなりました」というご感想をいただきました。
遊佐副校長からは、「子どもに寄り添うことは本当に大変。保護者自身の人生も大事にしながら応援を」というアドバイスをいただきました。
髙橋先生からは、「言葉や思いは、たとえハッキリ目に見えなくても、必ず子どもの心に届き、生き続けている。子どもを信じ、見守っていこう」というメッセージをいただきました。
最後に、「就職活動でのストレスからか、最近子どもが引きこもり気味で不安」というお悩みを伺いました。
先輩保護者の方々からは、同様に悩んでいるという共感の思いや、サポート機関についての情報のシェアなど、思い思いのアドバイスやご感想が寄せられました。
どのようにヤル気を持たせたらよいのか、声かけのタイミングに悩んでいると共感する方。
きょうだいに理解させるのが難しいというお悩みの声もありました。
その一方で、引きこもっているようでも、子どもはネットゲームなどを通じて友人と交流していること、趣味や好きなことに没頭している時間があり、楽しく過ごせているのならよいのでは、という話もありました。
また、これまで桜の会の講演会などで紹介された、様々なサポート機関・専門家に相談してみるとよいのではというアドバイスもありました。
《過去の講演会などで紹介された相談先》
公益社団法人 青少年健康センター 茗荷谷クラブ
https://myogadani-club.com/
NPO法人 ぴあサポートネットしぶや
https://peersupport.jp/
*今年1月21日にご講演いただいた、田中典子先生についてのお話も出ました。
田中先生の講演内容については、近日中にブログで報告しますので、もうしばらくお待ちください。
2時間近く、じっくりとそれぞれの思いを話した後、最後に先生方からメッセージをいただきました。
ご参加くださった皆さん、そして先生方、どうもありがとうございました!
《5/13(土)オンライン土曜日会のお知らせ》
通常は第1土曜日に開催している土曜日会ですが、今月5月は、13日(土)に開催いたします。
前回は対面とオンラインのハイブリッドでしたが、5/13(土)はオンラインで行います。
お子さん、ご家族のことでのお悩み、モヤモヤしていることなど、どんなことでも話して大丈夫です。
もちろん、楽しいこと、嬉しいことを分かち合いたいというお話でもOKです。
同じような経験をしている先輩保護者・仲間の保護者が、耳を傾けてくれます。
他の人の話を、ただ聞いていたいという方も、大歓迎です。
土曜日会で話された個人情報は、公開することは一切ありません。
誰からも否定されず、安心して気持ちを出せる場所、それが、桜の会の「土曜日会」です。
皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
2023-05-02 17:21
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